Unreal Engine 5で使用する「看板(Decal)」用テクスチャの作成手順まとめ。
“綺麗すぎる文字”を少しだけ壊して、自然になじませるのが目的。
■ ■ 完成イメージ
ほんの少しにじんでいる
よく見ると少し汚れている
でも通常視点では気づかない
👉「言われないと気づかない」レベルが正解
■ ■ 全体フロー(最短)
テキスト作成
新規レイヤー化(重要)
ぼかし
ノイズ追加
マスクで劣化
書き出し
■ ■ ① テキスト作成
テキストツールで文字入力
色は純白ではなく少し落とす
例:
R:0.9 / G:0.9 / B:0.85 (0.0~1.0の場合)
👉 白すぎると浮く
■ ■ ② 新規レイヤーにコピー(重要)
テキストレイヤーはそのままだと加工しづらいため、作業用レイヤーを作る。
手順
Ctrl + A(全選択)
Ctrl + C(コピー)
Ctrl + V(貼り付け)
「新しいレイヤーとして固定」(「フローティング選択範囲」を右クリック「新しいレイヤーの生成」)
👉 これで通常レイヤーになる
👉 元のテキストは非表示でOK
■ ■ ③ ぼかし(にじみ)
操作
フィルター → ぼかし → ガウスぼかし
設定
0.5 px
👉 見た目はほぼ変わらないが重要
👉 “印刷感”が出る
■ ■ ④ ノイズ追加
操作
フィルター → ノイズ → RGBノイズ
設定
Red:0.02
Green:0.02
Blue:0.02
Independent RGB:OFF
👉 ほんのわずかなムラを追加
■ ■ ⑤ マスクで劣化(最重要)
手順
① マスク追加
レイヤー右クリック
→ レイヤーマスク追加(白)
② マスクを選択
白黒のサムネイルをクリック
③ ノイズ(マスク側)
フィルター → ノイズ → RGBノイズ
設定:
0.04
④ レベル調整
色 → レベル
黒:20
白:235
👉 “削れる部分”を作る
④ レベル調整
色 → 明るさ・コントラスト
- 明るさ:-4
- コントラスト:-4
※重要
マスクにはぼかしを使わない
(環境によって効かない・見えないため)
■ ■ ⑥ 書き出し
ファイル → エクスポート
PNG(透過)
■ ■ UE5側設定(簡易)
Decalで使用
Opacity:0.9〜0.95
Emissive:少しだけ
■ ■ 判断基準
OK
遠目では普通
近づくと少し違和感
NG
ノイズが見える
文字がボケすぎる
明らかに削れている
■ ■ よくある詰まりポイント
■ HSVノイズが使えない
👉 無視してOK
👉 RGBノイズで代用
■ ぼかしが効かない
👉 マスクではなくレイヤーにかける
■ 変化が見えない
👉 正常(むしろ正しい)
■ ■ まとめ
👉 ぼかし(0.5px)
👉 RGBノイズ(0.02)
👉 マスクで少し削る
■ ■ 一言
👉 「綺麗すぎる文字を、ほんの少しだけ壊す」
これでUE5でも自然になじむ看板になる。


