2026年5月8日金曜日

GIMP:画像リサイズ時の「補間方式」使い分けメモ

 GIMP 2.10.38(Windows版)で画像を拡大・縮小する際、画質を左右する「補間」の設定についての備忘録。

1. キュービック (Cubic)

  • 特徴: 周囲の画素から滑らかに色を補完する、最も標準的な方式。

  • メリット: 処理が非常に高速で、極端なサイズ変更でなければ十分な品質が得られる。

  • デメリット: 拡大時にエッジが少しぼやけたり、コントラストの強い境界に「ハロー(白い縁取りのようなノイズ)」が出ることがある。

  • 用途: 速度優先の作業や、標準的なリサイズ。

2. NoHalo (ノーハロー)

  • 特徴: エッジ周辺に発生する不自然な光彩(ハロー)を徹底的に抑える計算を行う。

  • メリット: 画像を縮小する場合に非常に優れている。色が混ざりすぎず、シャープさを維持したまま小さくできる。

  • 用途: 写真やイラストを高品質に縮小したい時。

3. LoHalo (ローハロー)

  • 特徴: ハローを抑えつつ、色のグラデーションや質感をできるだけ維持する。

  • メリット: 画像を拡大する場合や、劇的なサイズ変更を伴わない場合に適している。細かいディテールの損失が少ない。

  • 用途: 写真を大きく引き伸ばす時や、微妙な色合いの変化を保ちたい時。


クイックリファレンス

目的推奨する補間
綺麗に小さくしたいNoHalo
綺麗に大きくしたいLoHalo
速度重視 / プレビュー用キュービック

注意点:ドット絵の場合

ドット絵のように「1ピクセルもぼかしたくない」という場合は、これらではなく**「補間しない (None / Nearest Neighbor)」**を選択すること。